西宮市で外壁塗装をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、防水塗装についてです。

防水塗装にはどのような種類があり、なぜ必要になるのでしょうか。

この記事では、防水塗装の種類、防水機能の必要性、塗装の仕上げ方法について解説します。

ぜひお役立てください。

防水塗装の種類とは

防水塗装とは、屋根やベランダの防水機能を高めるために行う塗装のことを指します。

この塗装では、防水性の高い塗料を用いて、厚い層になるように塗装していきます。

では、この塗装にはいったいどのような種類があるのでしょうか。

ここでは、その種類を3つご紹介します。

ウレタン防水塗装

ウレタン防水とは、固まるとゴム状になる特殊な塗料を使って塗装する防水工事のことを指します。

液状であるという特徴から、複雑な形状でも工事が可能になる点が強みと言えます。

さらに比較的安価であるというメリットがありますが、他方耐用年数が比較的短い点がデメリットでしょう。

FRP防水

最近はベランダなどでよく利用され、ガラス繊維強化プラスチックを略してFRPと呼びます。

耐酸性や耐久性に優れているため、錆びたり腐ったりすることがありません。

塩ビシート

シート防水とは、シート状の材料1枚で構成される防水層のことを指します。

このシート状の材料は塩化ビニル樹脂系のシートであり、

屋外で太陽光からもたらされる紫外線や熱、オゾンに対して優れた耐久性能を持ちます。

防止機能の必要性とは

ここまで防水塗装のタイプについてご説明しました。

では、なぜ塗料に防水機能が必要になるのでしょうか。

その理由は、住まいの劣化要因と大きく関わっています。

住まいが劣化する原因の中でも、最も大きな原因が水の浸入です。

水が建物内部に入り込むことで、劣化が進行してしまうのです。

目には見えないものの、住宅は日常の中で小さな振動を受けており、

そのダメージが溜まることによってひび割れが生じてしまいます。

このひび割れから水が室内に入り込むことで、住宅の寿命を縮める原因になってしまうのです。

このような事態を防ぐためにも、防水が大切なのです。

防水塗装の仕上げ方法とは

防水塗装の仕上げ方法には大きく3つの方法があります。

ここでは、その3つをご紹介します。

単層弾性仕上げ

これは3回塗りで仕上げる一般的な工法で、

弾性塗料の上塗りによって厚みを付けることによってひび割れをカバーします。

工程が少なく、複層弾性仕上げよりも安価に施工できる点がメリットと言えます。

他方、通常の塗料よりも単価が高く費用がかかる点、

耐久性の高い塗料が少ない点がデメリットでしょう。

複層弾性仕上げ

5回塗りで仕上げる工法で、中塗りと上塗りでそれぞれ違うものを塗布します。

塗膜に厚みが出て防水性に優れる点がメリットとして挙げられる一方、

作業工程が多く施工に時間がかかるため、工事費用が高額になる点がデメリットと言えます。

微弾性仕上げ

既にひびがある一般住宅向けに用いられる工法で、

ひび割れが発生している部分を埋めるように施します。

下塗りに弾性があり、補修材の役割をしてくれる点、

工程が少なく通常塗料と同程度の金額で施工できる点、種類やグレードが豊富な点がメリットと言えます。

他方、他のタイプに比べて防水性がやや劣る点がデメリットでしょう。

まとめ

防水塗装の種類、防水機能の必要性、塗装の仕上げ方法についてご説明しました。

上記の点を理解した上で、納得のいく外壁塗装を実現しましょう。

外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。