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外壁塗装とベランダの塗装は同時にした方がいい?解説します
2021.4.15
外壁塗装をお考えの方で、ベランダの塗装も同時に考えているという方はいらっしゃいませんか。
実は、外壁や屋根と同じように日頃から紫外線にさらされている場所がベランダです。
この記事では外壁塗装と一緒にベランダのリフォームを行うべき理由と費用を西宮市の外壁塗装会社が解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□要チェック!外壁塗装でベランダも点検すべき理由
ベランダとは、一般に建物の2階以上のフロアに設けられた屋根や庇(ひさし)がついて屋外に突き出しているスペースのことを指します。
このスペースと外壁塗装を同時にすることをオススメする理由は3つあります。
1つ目は、雨漏りの原因になりかねないからです。
ベランダは雨風をよく受けるにも関わらず、そのつくりは屋根のように斜めになっていないため雨水が逃げづらく、外壁の劣化や室内への雨漏りが起こりやすい場所と言えるでしょう。
雨漏り対策には屋根だけでなくベランダの耐水性を高めることが必要です。
2つ目は、ベランダにある手すりや天面に金属が使われていることがあり、外壁の劣化や思わぬ事故に繋がることがあるからです。
住宅の中で金属が使われている部分は鉄部と呼ばれ、通常その表面は塗装で保護されています。
錆びた手すりを放置すると少しの力で折れてしまい、大きな事故にも繋がるので非常に危険です。
最後に3つ目は、カビやコケの発生原因になるからです。
ベランダの床の手すりに近い方は日陰になりやすく、カビやコケで汚れてしまいます。
衛生的に悪いだけでなく、見た目も悪くなるので定期的なメンテナンスが必要です。
□雨漏り防止!防水用の塗料を2種類
ベランダは雨風にさらされるため、防水の塗料を使います。
主に使われるのは2種類で、1つがウレタン塗料、もう1つはFRP塗料です。
それぞれの特徴を順番に解説します。
まず1つ目のウレタン塗料は、非常に安価な素材でとにかく費用を抑えて防水塗装をしたい人に向いていると言えるでしょう。
その反面、塗りムラが起こり易いことが難点です。
もう1つのFRP塗料は、樹脂とガラス繊維などを混ぜ合わせたプラスチック塗料です。
摩擦や衝撃に対する耐久性が高く見栄えが良いという点がメリットとして挙げられますがその分値段も少し高くなります。
より防水性の高いベランダにしたいという方に向いている素材です。
耐用年数については、2種類とも10年から13年で特に大きな差はありません。
□ベランダの防水塗装にかかる費用の相場を確認しよう
ベランダは紫外線や風雨の影響を受けやすいため定期的なメンテナンスが必要です。
そこで多くの方が気になるのがその施工方法と費用ではないでしょうか。
上記で紹介した2種類の方法について解説します。
まず1平方メートル当たりにかかる費用は以下の通りです。
ウレタン防水は約3000円から8000円、FRP防水は約4000円から8000円です。
次に、施工方法について解説します。
ウレタン防水は、専用のウレタン塗料を2回塗りして防水層をつくり、それをトップコートで保護する手法です。
5年程度の寿命を目安にしたメンテナンスでは、トップコートの再塗装だけで済むことが多いです。
FRP防水は、ガラス繊維を含むシートで防水層をつくり、最後にそれを樹脂塗料でコーティングする手法です。
こちらも5年の寿命を目安にしたメンテナンスで、防水効果を維持できます。
□まとめ
ベランダよりも目につきやすい外壁塗装ですが、せっかく外壁を綺麗にしてもベランダが原因で再工事になりかねないでしょう。
塗装会社によっては外壁工事の見積もりをする際に、ベランダも点検してくれることもあるので、ぜひ外壁とベランダをセットで塗装することをご検討ください。
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