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外壁塗装が初めての方に向けて!防水塗料について解説します!
2021.3.3
外壁塗装に関する情報を集める上で、「防水塗料」という言葉を目にしたことはありませんか。
防水塗料がどのような塗料なのか、詳しくご存じない方がほとんどでしょう。
そこで今回は、外壁塗装で取り入れられる防水性能について西宮市の塗装会社がご紹介します。
外壁塗装をご検討中の方はぜひご一読ください。
□防水性能の必要性とメカニズムとは
防水塗料とは、塗料の名前ではなく防水性の高い塗料のことで、一般的には弾性塗料を指します。
では、そもそもなぜ塗装に防水性能が必要なのでしょうか。
はじめに、防水性能の必要性とメカニズムをご紹介します。
*防水性能の必要性について
防水性能が必要な理由は、住宅を水の浸入から守るためです。
住宅が劣化する最大の原因として、水の浸入が挙げられます。
住宅のメンテナンスを長年行っていないと、外壁にヒビが入ることがあります。
そのヒビから雨水が部屋の中に浸入する可能性があります。
水が浸入することで、住宅の柱や梁などの腐食が進み、住宅の耐久性が著しく低下してしまうでしょう。
このような被害を防ぐためにも、外壁塗装工事の際には防水性能が重要だと言えます。
*防水性能のメカニズムについて
では、弾性塗料はどのような仕組みで防水性能を発揮しているのでしょうか。
弾性塗料は、一般的な塗料と比べて弾性があることが特徴です。
この弾性の高さを利用して、住宅のヒビに入り込みヒビ割れをカバーします。
このような仕組みで、弾性塗料は住宅を水の浸入から守っています。
□防水塗料がよく使用される場所とは
防水塗料は外壁の他にもベランダや屋根によく使用されます。
このような場所は傾斜が少ないため、雨水がたまりやすいですよね。
雨水がたまりやすい分、ヒビが入るとそこから水が浸入する可能性が高いです。
ベランダや屋根の塗装をする際には、特に防水性能を意識すると良いでしょう。
□防水塗料を使うのに適した外壁材とは
防水性能が重要であることは分かっていただけたのではないでしょうか。
実は、防水塗料が特に適している外壁材とそうでない外壁材があります。
まず、防水塗料を使うのに適している外壁材を3つご紹介します。
1つ目はモルタル壁です。
砂やセメント、水を練り混ぜて作ったモルタルに、凹凸模様を持つスタッコで仕上げた外壁材です。
防水性能が低くヒビが入りやすい外壁材なので、防水塗料を使用して防水性能を高めるのがおすすめです。
2つ目はALCです。
これはセメントや生石灰などを混ぜた外壁材です。
耐火性や耐震性には優れていますが、一度水が浸入すると、ヒビが大きくなりやすいです。
そのため、防水塗料で保護するのがおすすめです。
3つ目は窯業系サイディングです。
これは住宅で最もよく使われている外壁材で、レンガを積み上げたような見た目が特徴です。
施工時から10年程でコーキング剤にヒビ割れが発生することが多いです。
コーキング剤を保護するためにも、防水塗料を使うのがおすすめです。
一方で、防水塗料が適していない外壁材は金属サイディングです。
これは断熱性や耐凍害性に優れているものの、傷がつくとサビが発生しやすいという特徴を持つ外壁材です。
この外壁材に防水塗料を使用すると、塗膜が膨れてしまう可能性が高いため、適していません。
このように、防水塗料に適している外壁材とそうでない外壁材があるため、ご自身の住宅の外壁材を確認しましょう。
□まとめ
今回は防水塗料を使った外壁塗装についてご紹介しました。
外壁塗装でも防水を意識することが重要だとお分かりいただけたのではないでしょうか。
防水塗料を使用することで、住宅の寿命を延ばせるでしょう。
当社では数多くの塗料を兼ね揃えており、お客様に最適なものをお選びいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
西宮市・尼崎市・伊丹市の外壁塗装&雨漏り修理ならDOOR
https://www.paint-door.jp